私は子どもがいるわけではありませんが、子どもとかかわる仕事をしており、そこで起きた喧嘩を一つご紹介します。
男の子二人の喧嘩で、二人とも小学校三年生です。
一人は転入生(Aくん)で、もっと子どもが少なくてアットホームな小学校から転校してきました。
前の学校では男の子も女の子も関係なく、殴り合いの喧嘩が普通だったようです。
もう一人の男の子(Bくん)は、クラスのリーダー的存在で、力は強く頭も良いですが、何より優しく友達思いです。
普段はふざけていますが、いざという時は皆をまとめてくれます。
今まではBくんがリーダーだったのですが、そこに、Aくんが来たことで、三年生間のバランスが少し崩れてしまったようなのです。
Aくんに対してわざと傷つくような言葉を言ったりしてまいます。
ある日、いつものようにAくんのことをからかいました。
そうしたところ、Aくんが殴ってきたのです。
友達を本気で殴ることに抵抗があったBくんは、初めての殴り合いだったようです。
本当はすぐに止めるべきでしたが、私はあえて止めませんでした。
Bくんには、Aくんに、Aくんが殴りたくなるほどのことをしたのだということを知ってほしかったですし、殴り合いの喧嘩という経験をしてほしかったのです。
結果、すぐに終わらなかったため結局は途中で止めましたが、二人は色々と考えるところがあったようです。
Bくんも痛い目にあったことで、Aくんの怒りや悲しみを理解できたようです。
喧嘩があると悩んでしまいますが、喧嘩も大切な経験です。
まして、今回のような殴り合いの喧嘩はなかなかなく、経験できるのであればするべきです。
大きな怪我がない程度に、子どもには様々な経験をさせましょう。