息子は私が32歳の時に生まれました。一人っ子で甘えん坊、どちらかというと引っ込み思案な子でした。

そのため、習い事も小学校に入るまで、とくにさせませんでした。本人も何かを習いたいとも言いませんでしたし。

小学校に入学してまもなく、家の近所にそろばん塾ができました。

そこへお友達が入ったために、「ぼくも行ってみようかな」とぼそっと言ったので、ためしに教室に連れていってみました。

年配の女性が指導者で、規模が小さく、アットホームな雰囲気だったせいか、安心したのでしょう。「ちょっと通ってみるかな」というので、通わせました。月謝も5000円弱と安価でした。

ですが、その後まもなく転勤になってしまい、そこに通い続けることができなくなってしまったのです。

残念ながら辞めざるを得ず、仕方がないので、転居先でまたそろばん塾を探しました。

すると子供が歩いて通える範囲に、そろばん塾があったので、とりあえずそこにお願いしてみました。月謝は、ひと月6000円台と手ごろでした。

ですがそこは、以前のそろばん教室よりも規模が大きく、生徒もたくさんいました。規模が大きいためにいつもガヤガヤしており、教室の雰囲気は、以前とはまったく違っていました。

私はとくに気にならなかったのですが、息子にはあまり合わなかったようです。やがて、「あの教室には行きたくない」と言いだしました。

とりあえず休会扱いにしてもらったのですが、結局、そのまま辞めてしまいました。

その後、しばらくはどこにも通いませんでした。

でも5年生になってから、小学校で将棋を教えてもらったといって、「将棋がしたい」と言いだしました。めずらしく自分から言い出したので、盤や駒などを買ってやりました。

クラスの友達とも対戦できるのが楽しかったのか、急にハマってしまったようです。

そこで、将棋教室に通わせてみました。

一般の教室というより、地元の将棋好きボランティアの方が指導してくれるもので、月謝も格安。なんだかんだで月に平均して2000円くらいの費用でした。

家計的にも、それほどの負担にはなりませんでした。将棋盤や駒も、安価に購入できるもので十分ですから、せいぜい数千円で始められるのも良いですね。

将棋は、子供だけでなく、大人とも対等に勝負できるので楽しかったみたいです。ルールやマナー、礼儀作法なども学ぶことができました。

息子のおかげで、私もちょっと将棋を指せるようになりました。

将棋は大人になっても長く楽しめる趣味ですし、ずっと続けてほしいと思っています。ルールだけ覚えれば、友達同士でできますし、パソコンやネットでもできますが、長く続けるならやはり教室に通って、対局のマナーなどを教わると良いと思います。